2018年07月04日 |
NEDO、地熱エネ高度利用研究、委託先8件決る |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOは4日、地熱エネルギーの高度利用を目指した8件の技術開発テーマを新たに採択した。これまで未利用だった酸性の地熱流体の活用のための腐食対策などを行う技術開発や、IoT・AI技術などを用いて地熱発電システムの運転管理などを高度化する技術開発を行う。 <採択テーマと委託先> 【酸性流体の活用に向けた技術開発】 (1)酸性熱水利用のための化学処理システム開発 : 西日本技術開発、九州大学、富山大学 (2)利用地熱エネルギーの活用に向けた技術開発 :エヌケーケーシームレス鋼管、地熱技術開発、産業技術総合研究所、京都大学 【IoT・AI技術等を用いた地熱発電システムの運転管理等の高度化に向けた技術開発】 (3)地熱発電システムにおける運転等の管理高度化に係る技術開発 : 地熱技術開発、西日本技術開発、三菱日立パワーシステムズ、早稲田大学 (4)地熱発電システム(冷却塔排気)の管理高度化に関する研究開発 : 東北緑化環境保全、電力中央研究所、東京農業大学 (5)硫化水素の高精度モニタリング装置に関する研究開発 :ガステック、東北緑化環境保全、東北大学 (6)地熱資源適正利用のためのAI-IoT温泉モニタリングシステムの開発 : 地熱エンジニアリング、西日本技術開発、横河電機、産業技術総合研究所 (7)IoT-AI適用による小規模地熱スマート発電&熱供給の研究開発 : 伊藤忠テクノソリューションズ、エンジニアリング協会、電力中央研究所、熊本大学 <採択テーマと助成先> (8)地熱発電所の利用率向上に関する研究 : 東芝エネルギーシステムズ |