2018年07月06日

エーザイ、新規アルツハイマー病薬、第2相成果

【カテゴリー】：ファインケミカル 【関連企業・団体】：エーザイ

エーザイは6日、米国・バイオジェン社（本社：マサチューセッツ州）と共同実施中の早期アルツハイマー病患者856人を対象とした臨床第2相試験の18カ月の最終解析の結果について、事前設定した重要なエンドポイントを達成するトップライン結果を取得したと発表した。18カ月時点の有効性を評価するエンドポイントである臨床症状の評価指標ADCOMS （Alzheimer’s Disease Composite Score）での進行抑制と、アミロイドPETによる脳内アミロイド蓄積量の減少を統計学的有意差をもって達成した。 臨床症状および脳内アミロイドベータ蓄積の両エンドポイントで疾患修飾効果を世界で初めて後期臨床試験で実証した。アルツハイマー病治療標的としてのアミロイド仮説を実証する画期的な結果を得た。 ニュースリリース https://www.eisai.co.jp/news/2018/pdf/news201858pdf.pdf