2018年07月17日 |
「AIシステム共同開発支援事業」昭電、JSRなど採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOは17日、2018年「AIシステム共同開発支援事業」の採択先を決めたと発表した。先端的なAI技術を有し、事業会社と連携することで、潜在力が十分に発揮できるベンチャー企業を対象にした補助事業で、17年度に公募を行い、応募のあった67件の中から5事業分野24件(ほかに補欠4件)の採択を決めた。 事業分野は「自動走行・モビリティサービス」、「ものづくり・ロボティスク」、「バイオ・素材」、「プラント・インフラ保安」、「スマートライフ」の5分野で、事業期間は2019年2月20日まで。助成率2/3、助成金額は2億円以内となっている。化学業界関連の採択案件(テーマ及び交付先・事業会社)は以下の通り。 ■バイオ・素材分野 ・「バイオ研究開発を行うAIシステムの開発及び事業化」 :SyntheticGestalt(事業会社:協和発酵バイオ、キリンホールディングス、横河電機) ・「高スループット実験データに基づく抗体高機能化AIの開発」 :KOTAIバイオテクノロジーズ(中外製薬) ・「AIを活用した技術文書活用システムの開発」 :シナモン(昭和電工) ・「機械学習駆動型 ラベルフリー細胞分析分離システムの研究開発」 :シンクサイト(ヘリオス) ■プラント・インフラ保安分野 ・「プラントにおける深層学習を用いた運転状態予測及び最適化」 グリッド(千代田化工建設) ・「ドローンとAIによるプラント設備の画像撮影と点検判定の無人化」 :自律制御システム研究所(JSR) <交付決定事業者名一覧> http://www.nedo.go.jp/content/100881098.pdf |