2018年07月18日 | |
横田・VEC会長「豪雨影響、生産より物流」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
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塩ビ工業・環境協会(VEC)の横田浩会長(トクヤマ社長)は18日の定例記者会見で、西日本豪雨の業界への影響について「(調査を)詰めたわけではないが、工場が直接影響を受けたという話は業界内に出ていない。生産に影響はないと思う」と話したあと「ただ、山陽道など大きな道路がいたるところで分断され、輸送網に混乱が生じている。加工メーカーやユーザーへの影響も気になる。復旧にはまだしばらく時間がかかるだろう。対応を考え安定供給に努めていきたい」と、表情を引き締めていた。 塩ビ樹脂の6月の生産が前年比72.6%の100.7千トン、2Q(4~6月)累計でも89.4%の348.9千トンと前年を割り込んだことについて、横田会長は「今年はメーカー各社の定修が大型化しており(生産量の減少は)そのせいだと思う。国内需要は順調に推移している。去年並みの水準はいくだろう」と明快だった。 <塩ビ樹脂・モノマー 6月の実績> 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1531890103.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1531890103.xls |