2018年07月30日 |
国際帝石、豪イクシスLNGプロジェクト 生産開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:国際石油開発帝石 |
国際石油開発帝石(INPEX)は30日、オーストラリアでオペレーターとして開発作業中のイクシスLNGプロジェクトについて、このほど、電気機器の追加確認作業を含めた最終的な安全確認作業が完了し、生産井からのガス生産を開始したと発表した。 生産されたガスは、沖合生産・処理施設(CPF:イクシス エクスプローラー)に集め、液体と気体に分離処理した後、液体は沖合生産・貯油出荷施設(FPSO:イクシス ベンチャラー)に、また気体はCPFから全長890キロメートルのガス輸送パイプラインを経由して、オーストラリア北部ダーウィンに位置する陸上ガス液化プラントまで輸送する。 FPSOでは液体に含まれるコンデンセートを、水分等の不純物と分離してFPSO内のタンクに貯蔵した後、タンカーで出荷する。陸上ガス液化プラントでは、不純物を除去しガス内に残留するコンデンセートを抽出し、さらにガス成分を分離・液化して液化石油ガス(LPG)及び液化天然ガス(LNG)を製造して、順次出荷する。 2018年度のの連結業績への影響については、原油価格の見通し等を踏まえ現在精査中。 ニュースリリース https://www.inpex.co.jp/news/pdf/2018/20180730.pdf |