2018年07月31日 |
6月の鉱工業指数 化学は生産・出荷ともマイナス |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した6月の鉱工業生産指数速報値(2010年=100、季節調整済み)は、生産が前月比2.1%低下の102.2、出荷は0.2%低下の101.3だった。在庫は1.8%低下の111.5となった。 業種別にみると生産は、生産用・業務用機械工業、化学工業(除、医薬品)、プラスチック製品工業などが低下し、電子部品・デバイス工業、鉄鋼業、輸送機械工業が上昇した。 製造工業生産予測調査によると、7月は化学工業等の上昇により前月比2.7%のプラス、8月は生産機械工業等の上昇により同3.8%のプラスが見込まれる。基調判断は前月の「生産は緩やかな持ち直し」を据え置いた。 化学工業(除、医薬品)は、生産指数が前月比2.7%低下の102.9、出荷は4.9%低下の95.2だった。在庫は0.6%上昇の113.4となった。生産は2カ月ぶり、出荷3カ月ぶりのマイナス、在庫は2カ月ぶりの増加となった。 また、プラスチック製品工業は、生産が前月比2.1%低下の100.9、出荷は1.4%低下の100.3だった。在庫は0.1%低下の116.8だった。生産、出荷とも2カ月ぶりのマイナス、在庫は2カ月連続のマイナスとなった。 |