2018年07月31日
宇部興産、LIB用セパレータ事業を再編統合
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:宇部興産

宇部興産は31日、LIB(リチウムイオン二次電池)用セパレータ事業を再編統合することで「宇部マクセル」で提携するマクセルホールディングス(本社:東京都港区、勝田善春社長)と基本合意したと発表した。車載用途に急成長が続くセパレータ市場に向けて、さらなる事業の拡大・発展を図る。

■基本合意の内容
(1)宇部興産のセパレータ事業を宇部マクセルに移管し、宇部マクセルは、塗布型セパレータ製品と無塗布セパレータ製品の製造、販売、研究開発を行う。宇部マクセルは原膜からの一貫生産・供給体制を実現する。

(2)新たに合弁会社「宇部マクセル京都株式会社」を設立し、マクセルが独自技術を生かして塗布型セパレータ製品の研究開発と塗布製造を行う。

具体的には、2011年設立した「宇部マクセル」(当時資本金1.5億円、宇部興産51%、マクセル49%)を増資し、出資構成を宇部興産66%、マクセル34%に変更する。新たに設立する「宇部マクセル京都」は資本金5000万円で出資比率をマクセルHD51%、宇部興産49%とするなどで合意した。
(詳細はニュースリリースにあります)


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1533031454.pdf


関連ファイル:「宇部マクセル設立へ」(ケムネット東京記事:2011年1月14日付)
http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/30579