2018年08月03日 |
NEDO「バイオエネルギー地域利用拡大」5件採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOは2日「バイオマスエネルギーの地域自立システム実証事業」として行った公募で、5テーマの採択を決めたと発表した。バイオマス種(木質系、湿潤系、都市型系、混合系)ごとに、地域の特性を生かした最適なシステムとしての事業性評価(FS)および実証事業を行い、実用性の高い技術として取りまとめ、今後のバイオマスエネルギーの利用拡大につなげる。 ■採択テーマおよび委託先(実施地域) ◇「バイオマスエネルギー導入に係る技術指針・導入要件の策定に関する検討」 みずほ情報総研 ◇「廃棄バイオマスを利用したクリーニング工場への蒸気供給事業の事業性評価(FS)」 智頭石油社(鳥取県) ◇「地域材を利用した木質バイオマス熱供給事業の事業性評価(FS)」 坂井森林組合(福井県) ◇「大規模採卵鶏舎で排出される鶏糞の一部を、鶏糞メタンガス発電システムの導入により熱・発電・温水利用し、鶏糞の残余および固液分離後の残滓を濃縮発酵鶏糞(普通肥料)化し、更にハイブリッド化することにより高付加価値肥料として外部販売することにより、鶏糞を廃棄物から収益源に転換し、且つ処理費用を最小限に止めるための事業性評価(FS)」 インターファーム社(東京都) ◇「家畜ふん尿由来のバイオガスエネルギーを利用した酪農地域自立システム実証事業」 阿寒農業協同組合(北海道) |