2018年08月10日 |
大倉工業・減収益、原料高転嫁 遅れ響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:大倉工業 |
大倉工業が10日発表した18年1~6月連結決算は、純利益が前年同期比16%減の18億円だった。前年好調だった衛生材料向けフィルムが在庫調整局面に入った。原料価格や物流費の上昇に伴う製品価格への転嫁が遅れた。新規材料事業のスマートフォン向け製品の受注減も響いた。木材加工事業は減価償却費の減少で増益。 【大倉工業・第2四半期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比% ◇売上高 41,873 (△3.5) ◇営業利益 2,265 (△27.4) ◇経常利益 2,318 (△26.6) ◇当期純利益 1,802 (△16.2) ◇1株当たり純利益 151.27円 (180.55円) <18年12月期・通期(連結)予想> ◇売上高 91,000 (0.2) ◇営業利益 4,800 (△17.1) ◇経常利益 4,800 (△18.5) ◇当期純利益 2,500 (△8.1) ◇1株当たり純利益 209.75円 |