2018年08月22日
アステラス製薬、便秘薬で効能・効果追加承認
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は21日、米国Ironwood Pharmaceuticals(本社:米マサチューセッツ州)から導入し、日本で開発・商業化しているグアニル酸シクラーゼC受容体アゴニスト「リンゼス錠」(一般名:リナクロチド)」について、同日、厚生労働省から慢性便秘症に関する効能・効果で追加承認を取得したと発表した。

同剤は、2016年12月に便秘型過敏性腸症候群の効能・効果で承認取得し、17年3月から販売している。

今回の承認取得は、日本の慢性便秘症患者186例をリナクロチド投与群またはプラセボ投与群に1:1の比で無作為に割り付け、リナクロチドを4週間経口投与して有効性、安全性を検討した。この結果、主要評価項目で統計的に有意な改善を示した。