2018年08月24日 |
東洋紡、中国で臨床検査装置の販売開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡は24日、中国の国家薬品監督管理局 (SDA) に、全自動遺伝子解析装置「GENECUBE」および尿中有形成分分析装置「USCANNER(E)」の登録を完了し、本年8月から中国国内の医療機関向けに臨床検査装置として販売開始したと発表した。 同社は、1972年に尿酸測定用検査薬を上市して以来、臨床検査薬事業を本格展開してきた。その後、専用の検査薬を用い、自動で検査・分析が可能な臨床検査装置の開発に取り組み、2001年には尿中有形成分分析装置、さらに小型免疫自動分析装置や全自動遺伝子解析装置などを発売してきた。 中国では近年、医療水準が急速に向上しており臨床検査装置の需要も拡大が予想されている。今回、2つの装置についてSDA登録を完了したため、本格販売に入った。今年度両機器合わせて数億円規模の売り上げを見込む。 |