2018年08月27日
住友商事、ベルギー 大型洋上風力発電事業に参画
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友商事

住友商事は27日、洋上風力発電事業を展開するベルギー・パークウィンド社が計画する「ノースウェスタ―2」の株式30%を8月24日付で取得し事業参画したと発表した。

同事業は現在、ベルギー沖約52キロメートル(水深約40メートル)の北海海域で開発中。総発電容量約219メガワット、総事業費は約900億円。2018年内に着工し、2020年の完工を目指す。事業期間は25年間で、ベルギー政府による補助金制度を活用し、約21万世帯分に相当する電気を供給する。

欧州洋上風力市場は、発電効率向上のため風車の大型化が進んでおり、同事業は、運転開始時には世界最大の量産型風車となる発電容量9.5メガワット、全高約190メートルの最新風車23基を使用する。