2018年09月10日 |
NEDO「洋上風力発電低コスト化へ技術開発」 |
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NEDOは10日、洋上風力発電の低コスト化を目指して「風力発電施工技術開発」に着手すると発表した。 日本の自然環境に適した低コストの基礎構造および施工技術を開発する。適用する海域の特性を把握し、フィージビリティ・スタディ(FS)を実施する。 日本近海での洋上風力発電コストは、海底地盤構造や関連インフラ未整備などから、普及が進む欧州に比べて約1.5倍かかるといわれている。このため、わが国洋上風力発電施設の建設コスト20%低減を目標に新たな技術確立を目指すことにした。10日、2件のFSテーマ採択を決めた。 ■採択テーマと助成先 ◇「JIP方式による基礎構造の低コスト化技術の調査」 ・(株)風力エネルギー研究所 ・日立造船 ◇「ジャッキアップ型作業構台を活用した基礎構造物の施工」 ・吉田組 ・むつ小川原港洋上風力開発 ・若築建設 <用語の解説> ■JIP方式とは :Joint Industry Program方式の略。発電事業者を主体とし、民間事業者からも開発資金を拠出する形の市場プル型開発事業のこと。 ニュースリリース http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101019.html |