2018年09月13日 |
帝人のPC樹脂製ウィンドウ搭載EV車、車両登録取得 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人は13日、ガラスに代わる自動車のフロントウィンドウ用として開発したポリカーボネート(PC)樹脂製ウィンドウを搭載した特別仕様のスポーツタイプEVが、「道路運送車両の保安基準(第29条)」に基づく車両登録を完了したと発表した。 EVカーは、京都大学発EVメーカーのGLM社(本社:京都市左京区)が開発した「トミーカイラZZ」で、帝人が世界初開発したPC樹脂製のピラーレスウィンドウを搭載。従来のガラス窓に比べて軽量で燃費向上に貢献する。前面窓に使用した場合1枚窓のため、視界をさえぎるものがなく安全走行しやすいなどの特長を持つ。 帝人は公道での走行が可能となったため、今後は自動車メーカー向けPC樹脂製ピラーレスフロントウィンドウの供給体制を整備し、市場開拓を積極推進していく方針だ。 |