2018年09月14日 |
BASF、ジェット燃料油の水抽出添加剤、実証開始 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは14日、ルフトハンザとの間で新たなジェット燃料用水抜き剤、KerojetR Aquariusの実証評価(ISE)を開始したと発表した。革新的な添加剤を商用化していく上で重要なステップになるとしている。 ISEは7月下旬から、ミュンヘンーサンフランシスコ間のエアバスA340-600を皮切りに開始された。この添加剤を使用すると水の蓄積を最小限に抑えることができ、水の抽出作業を減らすなどのコストメリットがある。また、時間も費用もかかる保守のためのストップオーバーを避けることができるため、航空機の稼働率向上につながり、より経済効率の高い運用を可能にする。 BASF、ルフトハンザの両社は、2018年末までにISEの詳細が明確になると見ている。BASFはその後商業生産していく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1536902322.pdf |