2018年09月19日 |
8月の塩ビ樹脂生産、3カ月連続の前年比減 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は19日、塩ビ樹脂(PVC)及びモノマー(MVC)の8月の生産・出荷実績を発表した。 PVCは生産が前年比93.6%の138.1千トンで6月以降3カ月連続の前年比マイナス。出荷は98.4%の129.5千トンだった。出荷の内訳は国内が98.5%の75.8千トン、輸出は98.3%の53.7千トンだった。 国内向けは硬質用はプラスとなったが軟質用、電線その他用は前年割れとなった。 VCMは生産が前年比102.1%の246.1千トン、輸出が116.8%の88.3千トンで、出荷総計は100.9%の239.0千トンと生産・出荷とも2カ月連続で前年を上回った。 横田VEC会長(トクヤマ社長)は「大型定修の影響で生産は前年水準を割ったが、全体的に大きな変化はない。国内需要も今年は夏休みが長いといったカレンダーの影響や、豪雨や台風の影響もあって数字的にはマイナスとなった。輸出も国内に回すため抑制的に推移してきたが、9月以降は生産、出荷とも本調子に戻るだろう」と、先行きの視界は良好のようだった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1537334113.xls 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1537334113.xls |