2018年09月21日 |
日本触媒、インドネシアで自然保護「友好の森」活動 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:日本触媒 |
インドネシアで高吸水性樹脂やアクリル酸などの事業を展開する日本触媒は、同国の海岸にマングローブの森をつくろうと、このほどNGOなどの協力を得て「生物多様性保全と日尼友好バンテン湾の森」づくりを開始した。 日本触媒は社会貢献の一環として、2008年から内外各地で「日本触媒の森」づくりに取り組んでおり、今回のインドネシアでの海岸保護活動はその1つ。首都ジャカルタから西へ約70キロのバンテン州セラン市の海岸に、同社の五嶋祐治朗社長をはじめ現地子会社の役員、社員ら、インドネシア側からもNGOや水産学校生ら約60人が集まり、開所式と植林作業を行った。 インドネシアの海岸にかつて豊かだったマングローブをよみがえらせ、エビ・カニなどの生息地を確保し、高波による海岸線浸食も防止しようという計画。現地NGOの協力を得ながら今後5年間にヒルギ科の苗木3万本の植林を計画している。開所式にはセラン市長、バンテン州環境局幹部らも出席し、国土保全や地域の発展につながるとして同計画を喜び、大きな期待を示していた。 (注)わが国のインドネシアの漢字表記は「印度尼西亜」、省略して「尼国」となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1537498614.pdf |