2018年09月26日 |
BASF、韓国不織布メーカーに添加剤供給 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:BASF |
BASFは26日、同社のレオロジー改質添加剤Irgatec(イルガテック)を韓国のポリプロピレン(PP)不織布メーカーである、Korea Nonwoven Technology社(KNT)が使い捨て清掃用ワイプに採用し、市場を伸ばしているとと発表した。このワイプは、従来の不織材料と比べて衛生面でより優れている。 KNTは、BASFのソリューションを採用することで、従来のメルトブロー式(原料樹脂から一段階でつくる)不織材料に比べ、高いバリア性と機械特性を製品の開発を実現した。当初はフィルター用製品として発売したが、現在は使い捨て清掃用ふきんとして市場を拡大中。従来製品と比べて細く、強さや柔軟性に優れるなどの特徴をもつ。 BASFの「Irgatec」は、不織布用途におけるPPのレオロジー改質を制御下で実現する。押出温度が250℃を超える場合に効率が高まることから、PPのメルトブロー用途に特に適している。「Irgatec」を使用して製造された布は、皮膚を刺激しないため、おむつや清掃用ワイプ、ろ過製品、医療用品など多くの衛生製品に適しているという。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1537930447.pdf |