2018年10月01日 |
8月の石油統計、ナフサ輸入 207万Kl 20%減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁が28日発表した8月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,672万Klで前年同月比105.9%と、3カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 573万kl(前年同月比85.9%) (2)アラブ首長国連邦 494万kl(同114.2%) (3)カタール 142万kl(同162.5%) (4)クウェート 132万Kl(同134.0%) (5)イラン 87万kl(同165.3%) だった。 同月の中東依存度は89.2%で、前年同月に比べて1.4ポイント増と、13カ月連続で前年を上回った。 ■燃料油の生産は1,447万klで前年同月比95.6%と9カ月連続で前年を下回った。国内販売は1,393万klで同98.9%と6カ月連続で前年を下回った。油種別に見ると、ジェット燃料油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油およびB・C重油は前年同月を下回った。ナフサの輸入は207万Klだった。 <8月のナフサ需給概要> 単位:KL( )前年同月比% ・月初在庫 1,495,093 ・生産 1,421,726(90.1) ・輸入 2,065,597(79.9) ・販売 3,614,318(93.0) ・輸出 ー(ー) ・月末在庫 1,324,101(76.6) |