2018年10月02日
三菱ケミ、アルミ樹脂複合板に難燃グレード追加
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱ケミカル

三菱ケミカルは2日、建築物の内外装に使用されるアルミ樹脂複合板「ALPOLIC(アルポリック)/fr」シリーズに、難燃性を高めた内装材向けの新グレード「ALPOLIC/frINNER LIGHT」を追加したと発表した。

「アルポリック」は、表面にアルミニウム、芯材に樹脂を使用した3層構造のアルミ樹脂複合板で、1970年代から生産・販売してきた。海外でも世界130カ国以上への販売実績を有する。

今回発売する「ALPOLIC/ fr INNER LIGHT」は、芯材に新開発した防火性心材(fr芯材)を採用した。単位重量当たり潜在燃焼発熱量を従来品の1/10に低減した。内装材として日本での不燃材料認定を取得済みで、海外でも認定手続きを進めている。製品全体の軽量化・薄肉化も可能となり、従来の3ミリ厚品のほか、重量を約30%低減した2ミリ厚品も揃えた。10月から発売する。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1538462288.pdf