2018年10月10日 |
NEDO、日本テクノ「合成DNAを高速生産」合成機開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDOと神戸大学、日本テクノサービス(本社:茨城県牛久市、正木崇社長)は9日、微生物由来の高機能医薬品原料や工業材料の製造に必要な化学合成DNAを効率的に生産する核酸合成機を開発したと発表した。 この合成機で200の塩基からなるDNA96本が、従来の半分以下の時間と10分の1のコストで一括合成できる。この結果、数万~数十万の塩基対で構成する長鎖DNAの大量生産が可能となる。生物機能を活用した高機能医薬品・化学品や新たな有用物質を生産する次世代産業「スマートセルインダストリー」への貢献が期待できる。 日本テクノサービスはこの成果をもとにこのほど「M-96-LD 長鎖DNA合成用核酸合成機」を製品化した。 10日~12日パシフィコ横浜で開催の「BioJapan 2018」(NEDOブース)に試作品を展示。 |