2018年10月11日 |
ロシュ、小細胞肺がん化学療法 第3相結果 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:ロシュ |
中外製薬は10日、スイス・ロシュが非扁平上皮非小細胞肺がん患者を対象として、テセントリク(一般名:アテゾリズマブ)とペレトレキセドおよび白金製剤ベースの化学療法の併用について検討した第3相臨床試験による1次治療成績を公開したと発表した。それによると今回の中間解析の結果、テセントリクと化学療法の併用は、化学療法単独と比較し、病勢進行または死亡リスクを40%低下させることを示した。 もう一つの全生存期間(OS)については、テセントリクと化学療法の併用が数値上4.5カ月長かったものの、今回の中間解析では統計学的な有意差は認められなかった。試験は予定通り継続され、最終のOS成績は、来年明らかになる予定。テセントリクと化学療法の併用における安全性は、これまでに各薬剤で認められている安全性プロファイルと一致しており、新たなシグナルは確認できなかった。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1539152535.pdf |