2018年10月12日 |
経産省、日中次官級協議「中国版RoHS」など協議 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省は12日、寺澤経済産業審議官と、中国の羅文工業信息化部副部長との間で第2回次官級定期協議を11日に東京で開催し、自動車分野での協力、中国版RoHS制度への協力、スマート製造セミナーの開催などについて意見交換したと発表した。協議結果の概要は以下の通り。 ■協議結果の概要 (1)第一回自動運転に関する日中官民合同セミナーの開催(10/12)を歓迎し、自動運転分野における政策策定、標準協調、技術研究、人材育成等につき実務的協力を行っていくことを確認した。また、EV分野で日中業界団体による超高速充電規格の共同開発が進んでいることを歓迎し、将来の共通規格が世界のインフラ普及を促進することを期待することで一致した。 (2)中国版RoHSについて、日本側から、合格評定制度に企業の自己適合性証明を選択肢として入れることの重要性について言及し中国側の前向きな反応を得た。また今後、業界団体間で議論していくことを確認した。 (3)両国のスマート製造分野における協力強化の重要性を認識し、本年中に第2回日中スマート製造セミナーを共催することを確認した。 (4)鉄鋼、半導体等のビジネス環境改善、超ハイビジョンテレビ分野における両国間でのビジネス交流につき意見交換を行った。 (5)今次次官級定期協議での論点について引き続き議論を継続しその成果を次回次官級協議で確認すること、次回次官級協議は来年中国で開催することを確認した。 |