2018年10月15日 |
AGCとパナソニック「真空断熱ガラス」共同開発へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:パナソニック、AGC |
AGCとパナソニックの両社は15日、業界最高クラスの性能を持つ「真空断熱ガラス」を共同で開発し、欧州市場向けに販売することに合意したと発表した。 AGCのベルギー工場に新たに1000万ユーロを投入し真空断熱ガラスの生産ラインを導入する。2019年3月から欧州の住宅市場向けに販売開始する。 欧州では古い住宅の改修に伴う、窓用高断熱改修ニーズが高まっている。そこで、AGCが有するLow-Eガラス技術・製造プロセスと、パナソニックのプラズマディスプレイパネルの開発・製造技術を応用し、欧州市場向けに「真空断熱ガラス」を共同開発することにした。 新開発するガラスは、業界最高クラスの従来の断熱ガラスと同等の性能を持ちながら、厚みが約1/4~1/5と薄く、ガラス改修の際に既存のサッシをそのまま使うことができる。両社は今後、冷蔵・冷凍ショーケース市場への展開も検討する。またAGCは日本の住宅市場向け、パナソニックは自社の商材や事業への展開も進めていく方針だ。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1539584970.pdf |