2018年10月17日 |
9月のPS生産 4カ月ぶり前年割れ、SM大幅減 |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本スチレン工業会 |
日本スチレン工業会は17日、9月の生産・出荷実績を発表した。 ポリスチレン(PS)は、生産が55.8千トンで前年比6%減と5月以降4カ月ぶりの前年比マイナス。定修が1社1工場であった。出荷は57.2千トンで同3%の減少だった。 国内出荷は54.0千トンで前年比4%のマイナス、輸出は3.1千トンで16%の増加だった。用途別出荷では電機・工業用と雑貨・産業用がプラス、包装用とFS用がマイナス。在庫は1.7千トン減の95.8千トンで1.7カ月分となった。 7~9月期は生産184.7千トンで前年同期比99%、出荷175.8千トンで同100%と、いずれも前年並み水準だった。 スチレンモノマー(SM)の9月生産は119.1千トンで前年同月比35%のマイナスと大幅減少した。2社2工場で定修があった。 内需は120.2千トンで同13%減、輸出は9.0千トンで同20%増だった。出荷計は129.2千トンで30%の減少だった。 7~9月期の生産は406.8千トン(前年同期比78%)、内需378.7千トン(94%)、出荷計は426.6千トン(80%)にとどまった。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1539759012.pdf |