2018年10月18日 |
住友化学、GHG削減目標「SBTイニシアチブ」認定 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学は18日、同社グループの温室効果ガス削減目標が「Science Based Targets(SBT)イニシアチブ」認定を取得したと発表した。総合化学企業としては世界初認定となる。 SBTイニシアチブとは、UNGC(国連グローバルコンパクト)、WWF(世界自然保護基金)など4組織からなる団体。世界の企業を対象に科学的に根拠のあるCO2削減目標の設定を支援している。2015年に採択された「パリ協定」の「2℃目標」を実現するのが目標。 住友化学は、気候変動問題を社会が直面する最重要課題の一つとして、化学企業としての技術力を生かし温室効果ガス削減に積極的に取り組む。 【認定された目標】 ・2030年度までに、グループのGHG排出量(Scope1+2)を2013年度比で30%削減する ・2050年度までに、バリューチェーンにおけるGHG大幅削減のためのソリューションを提供しつつ、グループのGHG 排出量(Scope1+2)を2013年度比で57%以上削減。 ・Scope1+3の排出に関して、当社の主要サプライヤーが、2024年度までに科学に基づくGHG 削減目標を設定するようエンゲージメント(目的をもった対話)を実施。 <用語の解説> ■Scopeとは :GHG排出源のこと。1~3に分けられる。 ▽Scope1 : 製造プロセスにおける燃料使用など、工場からの直接排出 ▽Scope2 : 工場外からの電力・熱の購入などによる間接的な排出 ▽Scope3 : 購入する原料の製造段階、輸送段階などでの排出 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1539847921.pdf |