2018年10月19日 |
理研と神戸市、連携・協力で基本協定を締結 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:理化学研究所 |
理化学研究所は19日、神戸市と連携・協力に関する基本協定を締結した。久元喜造神戸市長と松本紘理研理事長が同日協定書を交わした。両者は1998年の神戸医療産業都市構想の検討当時から緊密な協力体制を構築してきたが、今年が20年の節目に当たることから次時代に向けて一層の連携・協力を強力に進めることにし、包括的な基本協定を締結した。 世界最高水準の研究開発の成果創出を目指す理研と、世界貢献都市としての発展を目指す神戸市が一層連携を進めることで優秀な人材を集めた国際的研究環境を整えた都市づくりと、活動成果の社会実装を図ってくい方針だ。 ■基本協定の連携・協力内容 (1)国際研究環境の形成 :理研と神戸市は協力して双方の国際連携、海外拠点を有効活用し、研究成果や都市環境の魅力を海外に発信・交流する。海外から優秀な人材を集め、国際的な図脳循環の活性化を図る。 (2)研究開発成果と産業創出 :理研の研究成果のより早い社会実装を、産業振興を担う神戸市が連携・協力することで、次世代を担う新たな産業創出を目指す。 (3)科学技術の普及啓発・教育 :理研と神戸市は市民や教育機関等を対象にした科学啓発活動などの取組みを通じて、科学技術の普及啓発や教育に関して協力し、地域の人材育成を図る。 |