2018年10月25日 |
ロシュの肺がん剤併用療法、第3相臨床で良好結果 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:ロシュ |
中外製薬によると、スイス・ロシュ社は先に開催された世界肺がん学会(WCLC)で、未治療の小細胞肺がん患者を対象としたテセントリク(アテゾリズマブ)と化学療法(カルボプラチンおよびエトポシド)を併用する一次治療について検証した第3相臨床試験の成績を発表した。この中で同剤と化学療法の併用は化学療法単独に比べ、ITT(Intent to treat)解析集団で全生存期間(OS)の延長を示した。 また、テセントリクと化学療法の併用は、化学療法単独に比べ患者の病勢進行または死亡リスクを低下させることも示した。テセントリクと化学療法の併用における安全性は、これまでに各薬剤で認められている安全性プロファイルと一致しており、同併用療法による新たな安全性のシグナルは確認されなかった。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1540449062.pdf |