2018年10月26日 |
信越化学・大幅増益、純利益1588億円 43%増 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:信越化学工業 |
信越化学工業が26日発表した18年4~9月期連結決算は売上高、利益とも前年同期を大幅に上回り純利益は43%増加の1,588億円となった。塩ビ・化成品事業は営業利益が47.5%の増益。米国シンテックが塩ビ・か性ソーダとも好調に業績を伸ばした。欧州拠点も市況が底堅く推移した。国内は大型定修の影響で海外向け出荷が減少。 ほかに営業利益増加率を事業部門別に見ると、▽シリコーン事業:16.7%▽機能性化学品事業:3.1%▽半導体シリコン事業:59.6%▽電子・機能材料事業:11.9%▽加工・商事・技術サービス事業:10.9%と、全セグメントとも収益を拡大した。通期予想を上方修正した。 中間期配当を1株当たり100円、期末予想も100円と増配を決めた(前期は中間期・期末とも90円)。 【信越化学・第2四半期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比% ◇売上高 791,701 (13.9) ◇営業利益 209,240 (33.9) ◇経常利益 217,125 (35.5) ◇当期純利益 158,815 (43.4) ◇1株当たり純利益 372.29円(259.66円) 【19年3月期通期(連結)予想】単位:百万円 ( )前期比% ◇売上高 1,560,000 (8.2) ◇営業利益 390,000 (15.8) ◇経常利益 400,000 (17.5) ◇当期純利益 290,000 (8.9) ◇1株当たり純利益 679.80円 |