2018年10月31日 |
中外製薬、「ハーセプチン」訴訟取り下げ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:中外製薬 |
中外製薬は31日、抗がん剤「ハーセプチン」について、第一三共、ファイザー社に対する訴訟(各1件)および仮処分命令の申立て(各1件)を取り下げることにしたと発表した。 同社は、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「ハーセプチン注射用」剤について、同製品のバイオ後続品の製造販売承認取得者である第一三共もしくはファイザーに対し、ロシュ・グループのジェネンテック社(本社:米国カリフォルニア州)が保有する用途特許の侵害を理由として、10月12日付で東京地方裁判所にバイオ後続品の製造販売等の差し止めを求める訴訟(各1件)を提起し、併せて仮処分命令の申立て(各1件)を行った。 今回、これらの訴訟および申立てを取り下げることにしたと31日発表した。 理由は明らかにしていないが、示談が成立したとみられる。 これによる業績への影響はない。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1540972823.pdf ■関連記事(2018年10月12日付) http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/51336 |