2018年11月01日
9月の石油統計、ナフサ輸入 241万Kl 34%増
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が31日発表した9月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,392万Klで前年同月比92.1%と、前年を下回った。
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  489万kl(前年同月比86.9%)
(2)アラブ首長国連邦 333万kl(同82.8%)
(3)カタール      115万kl(同104.8%)
(4)クウェート     110万Kl(同83.7%)
(5)イラン        71万kl(同59.0%)
だった。
同月の中東依存度は86.1%で、前年同月比3.0ポイント減となり、14カ月ぶりに前年を下回った。

■燃料油の生産は1,376万klで前年同月比95.2%と10カ月連続で前年を下回った。国内販売は1,301万klで同96.5%と7カ月連続で前年を下回った。販売量を油種別にみると、軽油およびA重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油およびB・C重油は前年を下回った。

<9月のナフサ需給概要> 単位:Kl( )前年同月比%
・月初在庫 1,324,101
・生産   1,410,192(83.3)
・輸入   2,413,334(134.2)
・販売   3,466,924(94.6)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,617,559(107.7)