2018年11月12日 |
旭化成、延岡・水力発電所 大規模改修へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は12日、宮崎県西臼杵郡にもつ五ヶ瀬川発電所を大規模改修すると発表した。五ヶ瀬川流域にある流れ込み式発電所で、1925年の竣工と歴史が古い。発電機を高効率化して現状13,500KW設備を14,500KWに更新する。 現状比約1.1万トン/年のCO2排出量削減を実現、環境負荷の低減も図る。 工事は2019年10月から開始し、2021年10月稼働開始の予定。 五ヶ瀬川水系の水力発電所は計9カ所(最大出力合計56,840KW)あり、延岡地区の工場群に電力を供給しているが、いずれも設備は竣工後70年以上経過している。このため順次計画的に補修工事を実施する。 同社の延岡・日向地区には水力発電所9カ所のほか、火力発電所を5カ所にもっている。こちらはクリーンエネルギーの使用比率を高めるため、2012年からバイオマス発電に取り組んでいる。 今年9月には第3石炭火力発電所(1971年竣工、34,000KW)を天然ガス火力発電所に転換することを決めた。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1541999685.pdf |