2018年11月19日
積化成、市川・道の駅に「アクアロード」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:積水化成品

積水化成品工業は19日、市川市(千葉県)に今春開業した「道の駅・いちかわ」に、雨水を貯留して道路の冠水を防ぐ同社の「アクアロード」が採用されたと発表した。

「道の駅」とは、国交省が認定する駅前交通モデル拠点。商業施設や休憩所、駐車場などが一体となってコミュニティできることなどが条件となる。「いちかわ」は、駐車場のスペースが広く、地域の防災拠点の役割も果たすため、雨水貯留施設が必要だった。同社の「アクアロード」は、大型車両の荷重に耐えられ空隙率が大きく、体積当たりの貯水量が多いなどの特長が評価された。

「アクアロード」は、集中豪雨や長雨によって溢れ出る雨水を一時的に溜め置き、その後、地中へと浸透させる雨水滞水材として開発した。今後も道路や公園、駐車場などの冠水対策、雨水処理対策用として国・地方公共団体等に積極的に拡販していく方針だ。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1542595874.pdf