2018年11月19日 |
「クラリーノ」国際バレーボール公式試合球に採用 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは19日、バレーボールメーカーのミカサ(本社:広島市、佐伯祐二社長)と共同開発した、人工皮革「クラリーノ」製バレーボール球が国際バレーボール連盟の公式球「V200W」として採用されたと発表した。 「V200W」は、11月16日にメキシコで開かれた第36回国際バレーボール連盟(FIVB)世界総会で発表された最新モデルのバレーボールで、FIVBの公式試合球となる。 2008年の北京オリンピックから使われテるMVA200の後継モデルで、2019年のFIVB Volleyball World Cupから使用される。「クラリーノ」は08年のMVA200にすでに採用されており、今回の最新モデルにも引き続き採用されることになった。 今回採用される「クラリーノ」は、スポンジ状の風合いを持つマイクロファイバー不織布に、発泡層を持つウレタン表皮を重ねた2重クッション構造となっており、ソフト感と柔らかさを実現した。またボール表面にディンプルシボ(凹加工)を施した。さらに表面をナノバルーン シリカコーティング加工し、汗などによって生じる競技中のボールのすべりを抑えて、ボールの飛行性やコントロール性を向上させた。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1542596068.pdf |