2018年11月21日 |
【化学業界ランキング】(3)純利益 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:ケムネット東京 |
化学業界主要20社の18年度中間期業績を純利益で見ると、13社が前年同期比増益、7社が減益だった。石化製品には原料高の影響が懸念されたが、上位に並ぶ信越化学、三菱ケミカルHD、旭化成、昭和電工、三井化学などの各社には杞憂だったようで、通期予想でも過去最高益見通し。信越化学は米シンテックが業積をさらに伸ばした。純利益が7倍増となった昭和電工は、黒鉛電極事業統合が光る。旭化成は石化製品の交易条件改善やヘルスケア製品の販売拡大が収益を押し上げた。住友化学は千葉工場、シンガポールの定修や医薬品事業での薬価改定の影響などが重なった。 【化学業界ランキング】(純利益)単位:百万円 ( )前年同期比% (1)信越化学 :158,815(43.4) (2)三菱ケミ HD :120,213(19.6) (3)旭化成 :78,924(11.4) (4)住友化学 :61,486(△20.2) (5)昭和電工 :58,132(641.8) (6)三井化学 :41,760(9.4) (7) 東ソー :41,672(3.4) (8)クラレ :23,822(△1.6) (9)ダイセル :22,394(14.4) (10)JSR :16,717(△7.0) (11)日産化学 :15,409(16.9) (12)日本ゼオン :14,549(1.5) (13)日本触媒 :12,928(7.6) (14)トクヤマ :12,833(ー) (15)宇部興産 :12,352(△21.7) (16)デンカ :11,390(△7.2) (17)カネカ :10,686(11.1) (18)日本化薬 :7,446(△13.2) (19)三洋化成 :5,948(24.4) (20)クレハ :5,321(△7.7) |