2018年11月27日 |
宇部と参天薬「緑内障・高眼圧症治療剤」発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:宇部興産、参天製薬 |
宇部興産と参天製薬の両社は27日、 緑内障・高眼圧症治療剤として「エイベリス点眼液0.002%」(一般名:オミデネパグ イソプロピル)を共同で開発し、日本で発売開始したと発表した。有効成分のオミデネパグ イソプロピルは、世界初の選択的EP2受容体作用薬で、眼圧下降作用を示す新規作用機序化合物。 緑内障は、視神経の障害によって視野に欠損が生じる疾患で、 日本では眼疾患による視覚障害の主要原因となっている。基本的に進行性で非可逆的なため、早期発見・治療による障害進行抑制が重要となる。眼圧を下降させることは、現在、緑内障に対する最も確実な治療法であり、両社が開発した「エイベリス点眼液」はこの治療薬として貢献する。 |