2018年11月29日 |
三菱ケミ、イオン交換樹脂、値上げと供給制限 |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは29日、イオン交換樹脂「ダイヤイオン」について、2019年1月1日出荷分から価格改定と供給制限を実施することにしたと発表した。 昨年来、イオン交換樹脂の需給ひっ迫が続いているためで、来年1月から販売価格を現行比20%引き上げる。 また供給制限は、顧客ごとに2015~18年の年間供給量に対する一定割合を基準にして行う。製品ごとに個別設定して実施する方針だ。 イオン交換樹脂の需給は国内外でひっ迫しており、これまで安定供給に努めてきたが、一部製品は堅調な需要に供給が追いつかない状況となっている。製品の安定供給の確保、安全操業に継続および品質維持のためには生産品目の制限および価格改定が必要と判断し、実施を決めた。 ■対象製品:「ダイヤイオン」 ・ポーラス型イオン交換樹脂 ・キレート型イオン交換樹脂 ・超純水用イオン交換樹脂 ・ほかイオン交換樹脂全般 |