2018年12月10日 |
宇部興産と塩野義薬、抗RSウイルス薬共同研究 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産、塩野義製薬 |
宇部興産と塩野義製薬の両社は10日、新規RS(Respriatory synctial)ウイルス薬創製に関する創薬プログラムについて、共同研究契約を締結したと発表した。 RSウイルスは、主に秋から冬に流行する風邪のウイルスの一種。2歳までにほぼ全員が感染するほどありふれた風邪の病原体だが、生後数週間~数カ月の間では下気道の炎症を中心とした重篤な症状を引き起こす恐れがある。 抗RSウイルス薬はいまだになく、アンメット・メディカルニーズが高い。友好で安全性の高い治療薬の開発が求められている。 両社は低分子創薬に強みを持つ塩野義製薬と、有機合成技術を有する宇部興産の化合物デザインをもとに、新規RSウイルス薬候補化合物の早期創出に務める。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1544410681.pdf |