2018年12月11日 | |
森川・昭電社長「長期成長戦略展開へ」 | |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
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昭和電工の森川宏平社長は11日、2019年を起点とした3カ年新中計「The TOP 2021」を策定したと発表した。 18年で終わる現行中計(Project2020+)が、計数目標を大幅達成したことを受けて、新たにスタートする中計では、長期的な事業の成長に大きく舵を切る成長戦略に基盤を置くとしている。 ■基本戦略 (1)現行事業の方向性を「高める/伸ばす/変わる」に分け定義づけた。 ▽高める :成熟する市場でビジネスモデルを進化させ価値向上を図る。石油化学、産業ガス、基礎化学品などは特定地域・領域でのNo.1をめざす。 ▽伸ばす :高い成長率と利益率を両立させる。情報電子化学品、先端電池材料、パワー半導体SiC各事業は市場でトップクラスを確立する。 ▽変わる :川下への拡大も視野にビジネスモデルを変革する。アルミ缶、アルミ圧延品、機能性化学品、セラミックスなど。 (2)新規事業の創出 持続的成長のためには新規事業の創出が必須となる。独自の研究開発に加え、M&Aや事業提携などに積極的に取り組む。3年累計で1,500億円の投資枠を設定。 ■新中計計数目標 ◇2019~21年3カ年累計(単位:億円) ・売上高 34,000(現中計 24,365) ・営業利益 4,800(2,898) ・営業利益率 14.1%(11.9%) ・純利益 3,300(1,647) ・ROA 12.6%(9.5%) ・ROE 19.5%(14.6%) ◇設備投資 電子材料用高純度ガスやパワー半導体SiCなどの増産投資、老朽化設備の更新、BCP対策の強化など、成長投資・改善投資として3年間累計2,500億円の設備投資を予定する。 ニュースリリース 新中期経営計画 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1544505450.pdf 配当予想の修正に関するお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1544505450.pdf 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1544505450.pdf |