2018年12月18日
AGC、米国バイオ医薬品の能力を3倍に増強へ
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:AGC

AGCは18日、子会社のAGC Biologics(本社・米国)でバイオ医薬品生産能力を大幅に増強すると発表した。具体的には、同社シアトル工場に動物細胞シングルユース仕様の2000リットルバイオリアクターを12基増設するとともに、欧州・日本のみで保有していた微生物の受託開発製造設備を新設する。

これにより、米国におけるバイオ医薬品生産能力は3倍となり、日本・米国・欧州で微生物、動物細胞を用いたバイオ医薬品CDMO事業の3極一体運営体制が強化される。今回の能力増強の総投資額は約100億円を見込んでおり、2020年7月から本格稼働を開始する予定である。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1545101614.pdf