2018年12月19日
横田VEC会長「国内出荷は安定した回復基調に」
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会

塩ビ工業・環境協会(VEC)の横田浩会長(トクヤマ社長)は19日の定例記者会見で、塩化ビニール樹脂の国内出荷が10月に9万7354トンで前年同月比3・8%増、11月が9万6422トンで同1・1%増と、2カ月連続のプラスとなったことについて「夏場から落ち込んでいたが、ようやく安定した回復基調になった」と語った。異常気象の影響もあり落ち込んでいた内需が回復に転じた。

国内出荷は、2カ月連続して硬質用、軟質用、電線その他の3用途すべてでプラスに転じた。「今後も、こうした基調が続くことを期待したい」と横田会長はおだやかな口調だった。

塩ビ樹脂(PVC)の11月生産は137.7千トンで前年比98.5%、国内向け出荷計は97.4千トンで101.3%、輸出53.8千トンで104.9 %、出荷総計150.3千トンで102.4%だった。
塩ビモノマー(VCM)は生産が207.8千トン(88.8%)、国内向け出荷146.0千トン(98.2%)、輸出70.3千トン(102.8 %)、出荷総計216.3千トン(99.6%)だった。


ニュースリリース参照(11月実績)
塩ビ樹脂
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1545199230.xls

塩ビモノマー
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1545199230.xls