2018年12月26日
国際帝石、豪プレリュードFLNG船ガス生産開始
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:国際石油開発帝石

国際石油開発帝石(INPEX)は26日、子会社のINPEX Oil & Gas Australia 社(IOGA社)を通じて、オーストラリア連邦西豪州沖合で、プレリュードFLNG(洋上液化施設)からのガス生産を開始したと発表した。

鉱区は、西豪州ブルーム市から北北東約475キロメートルの沖合に位置。プレリュードガス田及びコンチェルトガス田を開発し、洋上液化施設(FLNG船)でガスを分離・液化する同社初のFLNGプロジェクトとなる。井戸から生産されたガスは、FLNG船で液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、コンデンセートに分離・液化処理した後、順次FLNG船から直接タンカーに船積みして出荷する。

同プロジェクトで生産されるLNGのうち、IOGA社権益相当分については、JERA(東京電力と中部電力の合弁)に対して年間約56万トン、静岡ガスに対して同約7万トンのLNG供給が確定している。


ニュースリリース
https://www.inpex.co.jp/news/pdf/2018/20181226.pdf