2018年12月26日
DSM、リサイクル可能なマットレスを開発
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:DSM

DSMジャパンは26日、RoyalAupingとDSM-Niagaが、全く新しい設計のマットレスを開発したと発表した。マットレスの各部材が容易に分解できるため、新しいマットレスとして完全にリサイクルできる。既存のマットレスは部材が複雑に接合されているため、廃棄された場合、世界の多くの国で埋め立てごみとして扱われる。
こうした中で両社は、リサイクルも可能な新しいマットレスの製造法を開発した。新型マットレスの第一号は、年内にオランダのLandal GreenParksリゾートへ納品される予定だ。

完全リサイクルが可能なこのマットレスは、通気性に優れ、6種類の部材(布地、コンフォート・レイヤー、ポケットスプリング、フェルト底面、ファスナー、エッジングテープ)を糸と接着剤で接合するモジュール式設計を特徴としている。快適さや衛生面のニーズに応じて、部材は簡単に取り換えられるので、何度でも繰り返して使え、長く確かな安眠を約束する。