2018年12月28日
11月石油統計、ナフサ輸入 280万Kl 16%増
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:資源エネルギー庁

資源エネルギー庁が28日発表した11月の石油統計速報によると、原油輸入量は1,488万Klで前年比93.8%と、前年同月を下回った。
原油輸入量を多い順にみると、
(1)サウジアラビア  549万kl(前年同月比83.1%)
(2)アラブ首長国連邦 422万kl(同106.8%)
(3)クウェート     136万kl(同119.3%)
(4)カタール      128万Kl(同102.1%)
(5)ロシア        81万kl(同104.1%)
だった。
同月の中東依存度は85.7%で、前年同月と比べて5.1ポイント減と3カ月連続で前年を下回った。

■燃料油の生産は1,416万klで前年同月比95.5%と12カ月連続で前年を下回った。
国内販売は1,419万klで同93.9%と前年を下回った。油種別にみると、ナフサは前年同月を上回ったが、ガソリン、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油およびB・C重油は下回った。

<11月のナフサ需給概要> 単位:Kl( )前年同月比%
・月初在庫 1,493,985
・生産   1,475,997(88.9)
・輸入   2,804,419(115.8)
・販売   4,020,015(101.7)
・輸出    ー(ー)
・月末在庫 1,710,233(120.2)