2019年01月09日
アステラス、骨粗鬆症症新治療薬、世界初取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス・アムジェン・バイオファーマー(本社:東京、スティーブ・スギノ社長)とアステラス製薬、ユーシービージャパン(本社:東京:菊池加奈子社長)の3社は9日、日本で共同開発してきたヒト抗スクレロスチンモノクローナル抗体製剤イベニティ(一般名:ロモソズマブ(遺伝子組換え))が、骨折の危険性の高い骨粗鬆症治療薬として、世界各国に先駆けて、厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。

イベニティは骨形成促進剤であり、骨形成促進と骨吸収抑制の両作用により、骨密度(BMD)を増加させ、骨折リスクを低下させる効用を有する。今回の承認は、閉経後骨粗鬆症の女性患者7,180例を対象としたFRAME試験及び骨粗鬆症の男性患者245例を対象としたBRIDGE試験の2つの第3相試験の結果に基づいて得られた。