2019年01月10日 |
富士フイルム子会社、抗体の次世代高生産技術を開発 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:富士フイルム |
富士フイルムは10日、子会社でバイオ医薬品の開発・製造受託会社のFDB社が、抗体の次世代高生産性技術「アポロ エックス(アポロX)」を開発したと発表した。 現在、抗体医薬品の製造に用いられている動物細胞株の作製に「アポロX」を適用することにより、培養タンク1リットル当たり、同社従来比2倍以上となる10g超の抗体産生を実現する。これは、業界トップの抗体産生となる。また「アポロX」により、医薬品開発の初期段階から臨床試験、商用生産に至るすべての段階に使用できる高品質な動物細胞株の作製期間も、同社従来比約3割短縮することが可能になる。 FDB社は、今月から「アポロX」を用いた受託サービスを開始し、製薬企業などが求める品質・量に対応する抗体医薬品を提供していく方針である。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1547087007.pdf |