2019年01月15日
ハネウエル 新冷媒N41が空調機器用R-410代替候補の評価得る
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:ハネウェル

日本ハネウエルは15日、ハネウエルの新冷媒「ソルスティスN41(R-466A)」について、東芝キャリア社から、VRF用途に使用されるR-410A冷媒の代替として性能面で適用可能性があるとの評価を受けた、と発表した。これは、昨年12月の「神戸シンポジウム」で東芝キャリアが発表したものである。

東芝キャリアによるソルスティス41の評価結果は次の3点である。(1)VRFシステムの効率、冷房および暖房能力において、従来のR-410Aと非常に近い性能を発揮する(2)直接及び間接的なCO2排出量の和で表現される製品ライフサイクル全体の環境性能を、R-410Aに比べて30%向上(3)ソルスティスN41の設計圧力はR-410Aに比べ若干低いことから、既存システム部品の再設計の必要性とそれに関連する冷媒代替コストを低減する。

この新冷媒が2019年中に上市されると、同用途向けに流通する代替冷媒の中で、不燃および低GWP特性を併せ持つ唯一の冷媒となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1547520675.pdf