2019年01月15日
富士フイルム、バイオ医薬品の製剤ビジネスに本格参入
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:富士フイルム

富士フイルムは15日、バイオ医薬品の開発・製造受託事業をさらに拡大するため、バイオ医薬品の製剤ビジネスに本格参入すると発表した。具体的には、バイオ医薬品の開発・生産・製造の中核会社であるフジフイルム・ダイオシステム・バイオテクノロジーズ(FDB)のテキサス拠点にバイオ医薬品の製剤製造ラインを新設し、2021年初めまでに、原薬から製剤までの開発・製造受託をワンストップで対応できる体制を構築する方針である。

富士フイルムは、バイオ医薬品の事業拡大を図るため、今年1月から2年間で総額約100億円の設備投資を行う計画であり、その第1弾として、米国ノースカロライナ拠点でのバイオ医薬品の原薬の設備増強に着手、第2弾として製剤ビジネスに本格参入するためテキサス拠点にアイソレータと無菌充填機が一体となった最新鋭の全自動型無菌充填システムを導入することにした。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1547520919.pdf