2019年01月17日
三菱ケミカルHD、プラスチック廃棄物問題解決に取り組むAEPWに参加
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス

三菱ケミカルホールディングスは17日、プラスチック廃棄物問題の解決を目的として世界各国の企業により設立される「Alliance to End Plastic Waste」(AEPW)の設立メンバーとして参加すると発表した。

AEPWは、現在、P&G、BASF、Shell Chemicalsなど南北アメリカ、欧州、アジア、アフリカ、中東など約30の企業で構成されており、当初の5年間で合計15億ドルを投じ、プラスチック廃棄物の抑制、管理、また使用後のソリューションを推進する施策を展開している。

今後、AEPWが掲げる4分野での取り組みを支援する。それは(1)廃棄物の管理やリサイクルを促進するインフラ開発(2)使用済みプラスチックのリサイクル・回収を容易にし、すべての使用済みプラスチックから価値を創造する新しい技術を開発するためのイノベーション(3)政府、地域社会、企業、個人にいたるあらゆるレベルでこの問題に取り組むための教育(4)環境中のプラスチック廃棄物が集中する地域、特に河川など陸上の廃棄物を海に運ぶ主要なルートのクリーンアップである。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1547691155.pdf