2019年01月17日 |
独BASF会長、未来の生産プロセスに向けた4プロジェクト紹介 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンによると、独BASFのマーティン・ブルーダーミュラー会長兼最高技術責任者(COT)はこのほど本社で記者会見し、CO2を削減した未来の生産プロセスに向けた4つのプロジェクトを紹介するとともに、気候に優しい化学生産に向けたイノベーションを強調した。これは、2030年までCO2を増やすことなく成長することを目標にしたものである。 ナフサ分解のエネルギーに天然ガスが用いられているが、ブルーダーミュラー会長は「今後5年間でスチームクラッカー用の世界初の電熱コンセプトの開発を目指す。同時に、どの金属材料が高い電流に耐えられるのも見極める。また、オレフィン生産での新たな低排出プロセスの開発を目指す。また、新たなアプローチとして、エチレンとCO2からアクリル酸ナトリウムを生産する方法も紹介している。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1547698765.pdf |